職場での雑談が面倒…でも嫌われるのももっと面倒…
早く帰って自分の時間をもっと大切にしたいんだけど…。
仕事の雑談を面倒に感じる時はありませんか?
でも雑談がなさすぎると同僚との関係が悪くならないか気になるところですよね。
今回は職場で雑談をしなくても円滑に過ごすためのコツについて紹介します!
雑談のメリットとデメリットを比較して考える
まずは雑談をするメリットとデメリットを考えてみましょう。
雑談には職場での人間関係を円滑にする効果もあれば、逆にあなたの生産性を下げる要因になることもあります。
雑談をするの3つのメリット
雑談をするメリットとしては、人間関係の構築、リラックス効果、情報共有の促進が挙げられます。
これらのメリットは職場での働きやすさや働きがいに直結します。
そして職場での働きやすさや働きがいは、最終的に愛社精神や帰属意識に繋がっていきます。
雑談を多くしていると、周りからこういった声を掛けられることがあります。
こういった前向きなフィードバックが増えて行くと、自分の成長や社内貢献を実感することが出来ます。
人は自分の成長や社内貢献が実感出来ると、自分の仕事に意味があることを認識し、もっと働きたいと思うようになります。
これは雑談をするメリットと言えるでしょう。
雑談をする3つのデメリット
一方で、雑談をするデメリットには、生産性の低下や、人間関係がこじれるリスクが考えられます。
人間関係の距離が近くなる分、相手や自分の人間性に問題があった場合は、トラブルに発展するケースがあります。
雑談で築いた関係性は雑談の場だけにとどまりません。場合によっては休日も遊びに行ったり、飲みに行ったりするケースもあります。
これを本当に楽しめれば良いのですが、面倒に感じてくることも少なくありません。
そのうちに実際には楽しめていなくても、誘いを断ったら仲間外れにされるのではないかと考えるようになり、最初は楽しかった関係性が精神的な負担になって行きます。
これは雑談をするデメリットと言えるでしょう。
雑談をしないとどうなる?
雑談をしなければ、職場でのコミュニケーションの総量は減ります。
そこで心配になるのが、雑談をしないと職場で浮いてしまうのではないかと言うことです。
こういったことを陰で言われていないかが心配になってくるわけです。
確かに雑談をしない人は職場で「静かな人」と思われる事はあるでしょう。
でもそもそも雑談をしていなければ、あなたに関する情報を誰も持ち合わせていないので、悪口を言うことも出来ません。
仮に悪口を言われていたとしても、雑談をしないあなたの元には、その情報は届かないので気にすることもありません。
ただし、元々あなたが雑談をしていて、急に雑談をしなくなると「付き合いが悪くなった」と言われることはあるでしょう。
仕事が出来ていれば雑談をしなくても、そのことを悪く言ってくる社会人はほぼいないと思います。
小学生ならまだしも、忙しい社会人に雑談をしない人の悪口を言い続ける暇はないはずです。
雑談をしなかったとしても、仕事をこなしてさえいれば「静かな人」と認識されるだけなので、雑談が苦手であれば無理にしなくて良いでしょう。
雑談をせずに孤独感を減らすには?
コミュニケーションを避けていると、個人単位での生産性は上がるものの、同僚との距離は広がります。
これは良いことでも悪いことでもなく、先述の「静かな人」として扱われることを意味します。
でも自分が周りから「静かな人」と見られるようになると、今度は楽しそうに雑談をしている同僚が目に入るようになり、孤独感を感じるようになる人がいます。
もし孤独感を感じたくないのであれば、何らかの方法で同僚とコミュニケーションを取るしかありません。
つまり、孤独感を感じてしまった場合に私たちが取れる選択肢は2つしかありません。
それはコミュニケーションを取って孤独感を感じないようにするか、コミュニケーションを取らずに孤独感に耐えるかです。
でも、ここで言うコミュニケーションと孤独感は、一方を0、もう一方が100と言った話ではありません。
自分にとってコミュニケーションと孤独感の丁度良いあんばいを見つければ良いのです。
つまり、雑談をしたくないのであれば、人間関係が繋がる最低限のコミュニケーションを保てば良いのです。
職場で行われるコミュニケーションは大きく分けて2種類あります。
このうち、仕事をするうえでどうしてもしなければならないのは仕事の話です。
雑談をしなくても、仕事の進捗や報告を兼ねた会話を継続させていれば、孤独感を感じる事はありません。
たとえば、「今日の進捗はいかがですか?」や「次のミーティングはどうしましょうか?」など、業務に関する「短い会話」を挟むことがポイントです。
明るく、さわやかに仕事の話っぽさは薄まり、雑談風になります。
これだけで周りからも自然なコミュニケーションが出来ていると受け取られます。
こうした方法で孤立感を軽減しつつ、自分のペースで働ける環境を作りましょう。
職場で雑談をしていたら孤独ではないのか?
ここで少し考えたいのは、職場で雑談をしていたら孤独ではないのかと言うことです。
確かに雑談をしていると仲が良さそうに見えます。でも実際にそうとは限りません。
3人で話をしていて、1人が外れた途端、外れた人の悪口を話し出したり、雑談に加わらなくなったら「付き合いが悪くなった」と言われてしまうことはよくあります。
また普段からよく雑談をする人を信用して、プライベートな話を打ち明けたら、翌日に職場の全員が知っていたなんてことも起こりえます。
個人的には雑談で築いた人間関係は、それほどあてにならないと思っています。
一緒につるんで仲間のような感覚にはなるけど、それでも最後に頼れるのは自分だけ、つまりみんな孤独なのではないでしょうか?
雑談の全てが悪いとは思いませんが、仕事を通して付き合うなら、誰かの悪口を含んだ雑談で結束した関係性よりも、仕事の話をきっちりして築いた関係性を選びます。
雑談による無駄な時間を減らし、本来の業務に専念すれば、「仕事をきっちりする静かな人」になれるからです。
そうすれば、苦手な職場の人間関係から抜け出して、自分の時間をもっと作る事が出来ます。
会社で孤独感を感じていても、浮いた時間を使えば、会社の外で人間関係を充実させることは出来るはずです。
まとめ
今回は、職場で雑談をしなくても円滑に過ごすためのコツを紹介しました!
どうすれば自分にとってストレスなく仕事を進められるか、試行錯誤しながら見つけていきましょう。
大切なのは雑談をするかしないかだけでなく、どの程度まで雑談をするのが自分にとって心地よいのかを知っておくことです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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