職場の飲み会、正直行きたくないな…
どうしてもあの場が苦手で、毎回苦痛なんだよね。
職場の飲み会を面倒に感じていませんか?
アフター5に上司から説教をされたり、周りに気を使って会話するのも疲れますよね。
断り方を考えたり、行くと返事してしまった後に行きたくなくなって後悔したり…。
そこで今回は、職場の飲み会の正しい断り方について考えてみます!
出たくない飲み会は断ろう
まず考えておきたいのは、飲み会は仕事ではないと言うことです。
だから参加を強制されるものではありません。
それでも多くの人が参加するのは、自分に「メリット」があるからだと思います。
もし、自分だけ飲み会に行かなければ「付き合いが悪いヤツと思われる」可能性があります。
反対に飲み会に行けば、「付き合いが悪いヤツと思われなくて済むこと」がメリットになります。
後ろ向きな理由ですが、集団の中で快適に暮らすためには必要と考える人もいるでしょう。
会社のようなムラ社会でつまはじきにされない為に、出来ることは全てやっておこうと言う気持ちは分かります。
ただ、その会社への帰属意識が報われる可能性は以前よりも低くなっています。
終身雇用の前提が崩れつつある今、どれだけ会社に尽くしても、この先で会社が潰れたり、リストラに合う可能性はあります。
転職前提で働き始める人も多く、現在の1社に人生をフルベットする人は少なくなっています。
その為、飲み会に参加して上司に気に入られたり、付き合いが良い人と思われることに、以前の程の意味が無くなってきているのです。
それに「付き合いが良い人」で居続けるには、飲み会に参加し続ける必要があります。
参加するメリットは超短期間(参加した瞬間)しか効果をもたらさないので、どこまでも参加し続けなければなりません。
そんなことをしていたら必ずどこかで限界が来ます。
この時点でもメリットをデメリットが上回り始めていますが、そこに追い打ちをかけるのが飲み会に掛かるコストです。
1か月に2回飲み会が有れば、1万円近いコストが掛かります。
これだけエンタメが低価格化している中で、苦痛でしかない飲み会に払う月1万円は決して安くないでしょう。
私はこう考えるようになってから、飲み会は全て断っていますが、特に人間関係が基になって不利益を受けるようなこともありません。
ONとOFFをしっかり分けることで自分の時間が増え、快適な毎日を送っています。
ではここから飲み会の断り方を解説していきます!
飲み会に行きたくない3つの理由
職場の飲み会に行きたくない理由は、主に3つあります。
これらの理由により、多くの人が参加をためらいます。
具体的には、以下のようなケースです。
これらの理由について、次に詳しく説明します。
仕事終わりの時間を大切にしたい
仕事が終わった後まで、会社の人と付き合う事のは面倒に感じるものです。
実際には多くの人が、終業後の貴重な時間をプライベートに充てたいと考えていますが、断り切れずに参加しているのが現状ではないでしょうか?
飲み会に使う時間が有れば、仕事のストレスを解消したり、自分の趣味の時間に充てる事も出来ます。
特にインドア派の人にとって、この時間は非常に大切で、飲み会の誘いが来ること自体が苦痛だったりするのではないでしょうか?
- 家でリラックスする時間が欲しい
- 趣味に時間を使いたい
- 家族や友人と過ごす時間を優先したい
これらの理由から、職場の飲み会に参加することを避けたいと感じるのは自然なことです。
無理に参加するよりも、自分の時間を充実させることが、結果として仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。
遠慮する事はありません!断ってしまいましょう!
人付き合いが苦手
職場の人間関係が苦手な人は、飲み会のような社交的な場でさらにストレスを感じるものです。
特に、内向的な性格の人にとって、他人と過ごす時間はエネルギーを消耗するものです。
そのため、飲み会に参加すること自体が負担になってしまいます。
- 人と話すのが苦手
- 気を使いたくない
- 話題に困る
このような理由から、飲み会を楽しむよりも、避けたいと感じる人が多いです。
特に、気心の知れた同僚がいない場合は、より一層参加するのが辛くなります。
人付き合いが苦手な場合、飲み会に参加するのではなく、自分に合った方法やタイミングでコミュニケーションを取ることが重要です。
無理をする必要はありません!断ってしまいましょう!
飲み会自体がストレス
飲み会自体がストレスになる理由も少なくありません。
飲み会の席では、周りに気を配らなければならない場面が増えます。
無理に話を合わせたり、場の雰囲気に合わせて動かなければならないこともストレスの原因となります。
- 上司に説教される
- アルコールを強要される
- 長時間拘束される
- 話題に興味が持てない
このような要因が重なると、飲み会がただのストレスになってしまいます。
そのため、参加する意欲がなくなるのは当然です。
ストレスを感じる環境に無理に参加するよりも、自分がリラックスできる時間を持つことが大切です。
悩む必要はありません!断ってしまいましょう!
飲み会を断る理由は4パターン
飲み会を断るときに、相手に行けない事をしっかり伝えることが重要です。
適切な断り方を知ることで、無駄な関係を悪化させずに済みます。
具体的には、以下のような4パターンが考えられます。
- 体調不良を理由にする場合
- スケジュールを理由にする場合
- 家庭の事情を理由にする場合
- 急な仕事の対応を理由にする場合
次に、それぞれの断り方について詳しく見ていきます。
体調不良を理由にする場合
体調不良は、飲み会を断る際の最も一般的な理由の一つです。
体調不良であれば、誘ってきた相手も理解してくれることが多いです。
ただし、あまり頻繁に使うと信頼を失う可能性があるため、慎重に使う必要があります。
- 朝から頭痛がしている
- 急に頭痛がひどくなった
- 熱っぽく、風邪の兆候がある
- 急に体がだるくなった
- 体調が悪いので、無理はしたくない
- ドクターストップ(健康診断)で引っ掛かった
具体的な症状を挙げることで、無理に参加を求められることはなくなります。
私のおすすめはドクターストップです。
実際には医者から止められていなくても、健康診断の中で悪かった数値を覚えておいて、それを元に医者から止められていると伝えます。
これなら完全に噓をついているわけではないので、罪悪感も感じずに済みます。
飲み会に参加できない原因を、ここにいない医者のせいにするわけです。
私の経験上では症状について深く聞いてくる人もいませんでした。
この方法は、その後しばらく誘われなくなるオマケつきです。
こんな感じでサクッとメールを送って、欠席しましょう!
スケジュールを理由にする場合
飲み会の誘いを断るために、事前に予定があることを伝えるのも効果的です。
具体的には、以下のような方法があります。
- 友人との約束が既にある
- 個人的な用事がある
- 翌日の朝早くに出掛ける
「先約よりも飲み会を優先しろ」と言ってくる相手はなかなかいません。
(昔はそういう上司もいましたが…)
断る理由は無限に作れるのも良いところです。
私は「マンションの管理人から立ち合いを頼まれている」と言って断ったことがあります(笑)。
これも職場の人間関係を悪化させずに断るための有効な方法です。
多くは語らずにメールで先約があることだけを伝えて、欠席しましょう!
家庭の事情を理由にする場合
飲み会の誘いを断るために、家庭の事情で参加できないと伝えるのもアリです。
具体的には、以下のような方法があります。
- 家族との約束がある
- 急に家族の用事が入った
- 親が急に来ることになった
- 子供の体調が急に悪くなった
家庭の事情を伝えることで、相手はそれ以上に追及する事が出来なくなります。
こんな感じでメールを送って、当日は早く帰ってしまいましょう!
急な仕事の対応を理由にする場合
急な仕事の対応も断る理由に使えます。
この理由を使うときは、具体的な仕事の内容を伝えるとさらに効果的です。
特に飲み会の2~3日前に誘われて、後から返事をする場合は、この方法が使えます。
- 急な資料作成が必要になった
- 緊急の対応が入った
- クライアント対応が必要になった
このように、仕事を理由にすると、相手も理解を示してくれることが多いです。
ただし、相手があなたの業務内容を深く知っている場合には、詮索される可能性があります。
また、この理由を使った場合は、飲み会の終了時刻より前に退社しにくくなるかもしれません。
後から退社時刻を見た上司が「こんな早く退社したなら飲み会に顔を出せ」と言ってくるかもしれないからです。
ただ、万が一そう言われたとしても、「あの後、体調が悪くなったので(若しくは家庭の事情で)、仕事は家に持ち帰りました」と他の理由と合わせて伝えれば、済むでしょう。
飲み会の当日が迫っている場合は、こちらのメールを送って欠席してしまいましょう!
飲み会を断る時に気をつけるマナー
飲み会を断る際には、マナーを守ることが大切です。
最低限のマナーさえ守っていれば、上司や同僚との間で生じる無用なトラブルを回避できます。
具体的には、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
- 感謝の気持ちを伝えて断る
- 迷わず最短で断る
- 代替案を提示して断る
次に、それぞれのポイントについて詳しく見ていきます。
感謝の気持ちを伝えて断る
飲み会の誘いを受けた際は、まず感謝の気持ちを伝えることが重要です。
その後、断ることになった場合も、改めて感謝の言葉を添えることで、相手に対する配慮が伝わります。
メールや口頭で「お誘いいただきありがとうございます」という一言を添えるだけで、相手の印象は変わります。
最初から最後まで丁寧に接することで、相手からそれ以上無理なことを言われずに済み、スムーズに断ることが出来るでしょう。
迷わず最短で断る
飲み会を断る際には、断るタイミングも重要です。
ベストなタイミングは、声を掛けられた瞬間です。
そこで迷わず、はっきりいけないと伝えるのが最も説得力があります。
その為、普段からいつ声を掛けられても断れるように、断る理由はストックしておきましょう。
- 早めに断ることで相手の負担を軽減する
- 直前に断る場合は理由を明確に伝える
- 急な変更がある場合は即座に連絡する
早めに断ることで、相手が代替の計画を立てやすくなり、負担をかけずに済みます。
直前に断る場合は、相手に迷惑をかける可能性が高くなるため、タイミングには十分注意しましょう。
代替案を提示して断る
飲み会を断る際に、代替案を提示することで、相手への配慮を伝えられます。
相手への配慮が伝われば、相手との関係が悪化する可能性を下げ、飲み会を断りながらも関係を良好に保つことが出来ます。
- 機会があれば次回お願い致します
- 代わりにランチなら行けます
このように、代替案を添えて欠席することで、相手が受けるあなたの印象は良くなります。
個人的におすすめなのは、誘ってくれた人とランチに行くことです。
ランチであれば時間もコストも少なくて済みますし、参加人数も少なくなり、そこまで気を使わなくて済みます。
じっくり話も出来るので、誘ってきた人を満足させることも出来ます。
まとめ
今回は、職場の飲み会が苦手な理由とその断り方について紹介しました!
断り方に関して様々なお話をしてきましたが、最後に飲み会に行きたくない人に向けてエールを送ります!
この記事を参考に、ストレスの少ない職場環境を目指してください。
最後までお読み頂き、有難う御座いました!
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