私だけに上司の当たりが強い。
どうして同僚ばかり評価されるの?
職場でのえこひいきは本当に辛いですよね。
自分がどれだけ努力しても評価が変わらないつらさ、なかなか耐えられるものでは有りません。
そのまま放っておくと、心も体もボロボロになるかもしれません。
そこで、今回は職場のえこひいきにどう立ち向かうかを考えます!
職場でえこひいきのサインを見極める方法
職場でのえこひいきを感じた場合、それが勘違いでないかを確認することが重要です。
まずは、えこひいきのサインが、どんなところに表れるかを確認しましょう。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
昇進や評価が公平でない
えこひいきがある職場では、昇進や評価が公平に行われないケースがあります。
このような状況に陥った場合には、まず自分自身のパフォーマンスを再評価しましょう。
そしてどこかに改善点がないかを探ることが重要です。
ただ、それとは別に確認しておくべきことがあります。それは社員の評価が何を持ってなされるかです。
評価方法は企業によって異なりますが、評価対象となるのは「結果」と「プロセス」の両方か、「結果」のみかです。
その為、評価基準に「プロセス」が含まれていないと、どれだけ努力をしても、結果が出ていなければ評価されない事になります。
あなたが評価して欲しかったポイントは評価基準に含まれていますか?
この機会に会社の評価基準を改めて確認し、評価が正しく行われているかを確認しましょう。
もし、あなたが結果のみで評価される環境にいて、結果を出さずに評価されている人がいれば、えこひいきを疑ってみましょう
特定の社員に対してだけやさしい
えこひいきがある職場では、大きな失敗でも笑ってすまされる人と、小さな失敗でも強く叱責される人がいるケースがあります。
このタイプのえこひいきは非常にストレスになります。それは私自身も何度もやられてきたから分かります。
でも、敢えて言いたいのは、えこひいきが悪い事なのかと言うことです。
上司に気に入られるように動くのは、サラリーマンの定石です。
もし、えこひいきが気に入られる為の「努力の結果」だとしたら、むしろ努力を評価される環境の方が健全なように思います。
私も媚びを売るのは気恥ずかしくて出来なかったんですが、笑顔でいるようにしたり、前向きな雰囲気でいた方が得だとは知っていました。
笑顔でいるだけなら、誰かに媚びを売る必要はない。それなのに意地を張ってやらなかったんです。
得だと知っているのに、やらないのであれば、それは自分の選択の問題です。
恐らく上司も私を不快に思っていたので、私の事はハナから見ていなかったと思います。
私がどれだけやっても評価されないと感じるのも当然ですね(笑)。本当に無駄な時間でした。
皆さんにはこんな無駄な思いをして欲しくありません。
その為にまずは日ごろから自分自身の表情や雰囲気に注意を払って、にこやかに過ごす努力をしてみましょう。
人間は感情の生き物なので、たったこれだけでも、周りからの対応を変えられるかもしれません。
もし、前向きな雰囲気でいるあなたより、いつも後ろ向きな雰囲気の同僚にやさしくする上司がいれば、えこひいきを疑ってみましょう。
特定の社員に仕事が偏る
えこひいきがある職場では、仕事の割り振りが偏るケースがあります。
例えば、特定の社員の意見が、あなたの意見よりも頻繁に採用されたり、特定の社員だけに重要な仕事が割り振られたりします。
ただ、こういった場合には上司があなたの能力に気付いていない可能性があります。
その為、あなたの持っている能力や考えをはっきりと上司に伝えて、アピールをしましょう。
上司もすべての社員に仕事を振り分け、仕事量を平準化させたいとは思っているはずです。
それでも重要な仕事が特定の社員に偏ってしまうのは、その社員の過去の実績を信頼しているからです。
あなたの方がその社員よりも同等以上の結果が出せることが上司に伝われば、きっと次回からは仕事を回してもらえるはずです。
どれだけあなたの能力を伝えても、チャンスが貰えないのであれば、えこひいきを疑ってみましょう。
この反対で、周りの社員は暇そうにしているのに、あなたにばかり仕事を振ってくる上司もいるでしょう。
これは周りの社員をひいきして楽をさせようとしているわけではありません。
仕事量を平準化させたいとは思っていても、あなたの実績を信頼しているから仕事を頼まずにはいられないのです。
この場合、仕事量が多すぎて不満があるなら、仕事量に見合うように給与交渉をしてみると良いでしょう。
えこひいきをされたらどうすれば良いのか
えこひいきに対処するのであれば、どこまで対処するかが大切です。
本当にえこひいきを止めさせるとしたら、上司の行動を変えなければなりません。
弱い立場にある部下が、こんなことを出来るんでしょうか?
仮に出来たとしても、たった一人を止めさせるだけで相当な労力がかかります。
上司は「あなたの勘違い」「あなたが嫉妬してるだけ」と、しらばくれればば済みますが、証明に失敗したあなたは無事ではいられません。
実際に私も上司を変えようと色々やったことが有りますが、全く割に合いませんでした。
時間と体力をすり減らした結果、たどり着いた結論は「相手の行動を変えることは出来ない」でした。
今思えば当然です。変えるかどうかを決めるは相手自身だからです。でも当時は必死に変えようとしていたんですね。
そう考えるようになってからは、自分のやれることをやっても、えこひいきが収まらなかったら、さっさと無視することにしました。
泣き寝入りするのではなく、無視する。ここがポイントです。
やれることをやった後の評価は、上司に預けるしかない。部下はそういう立場にあります。
その評価を受けた後、ふてくされて腐ってしまうのが泣き寝入りです。
でも、評価に根拠がないと分かれば、その評価が自分の本質には無関係でなんの価値もないものだと思えます。
こうやって深刻に受け止めずに無視していくのが一番です。
しっかりと無視することが出来ると、自分が如何に閉ざされた関係性の中で悩んでいたか、一方的な評価に左右されていたかが見えてきます。
ここまでくれば、もう大丈夫です。
職場の中であなたを理解してくれる人を見付けて、その人たちと付き合っていく。
その人たちから正しい評価を積み重ねていくことで、えこひいきをしてくる人たちも徐々にいなくなっていくはずです。
転職を視野に入れる
最後に、えこひいきがある職場にどうしても耐えられない時は、転職を考えてみましょう。
長い間、えこひいきを受けて虐げられてきた場合、社内でそのイメージが固まってしまい、その後の人間関係の構築に苦戦する可能性があります。
新しい職場で自分のスキルや価値が正当に評価される環境を探すことは、長期的なキャリアにおいて非常に重要です。
一度、昇進のレールからも外されてしまうと、本来の評価を取り戻すだけでも長い時間が掛かります。
もちろん労力を掛けた結果、取り戻せない可能性もあります。
- 限られた時間を変えられない事に費やすのはもったいない。
- 変えられるのは自分だけ。
転職を通じて、新たなキャリアをスタートさせましょう。
そこにはきっと本来のあなたらしく活躍できる職場があるはずですから。
まとめ
今回は、職場でのえこひいきに対処する方法について紹介しました!
職場でのえこひいきは、多くの人にとって大きなストレスとなる問題です。
でも、冷静に状況を考えることで、この問題は乗り越えることができます。
長期的に自分自身が後悔しない選択を心掛けてみて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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