使えない上司に翻弄されて、毎日ぐったり。
指示が曖昧だったり、責任を押し付けられると困るよね。
使えない上司、あなたの周りにもいませんか?
日々顔を合わせる存在だからこそ、使えない上司とうまく付き合っていく方法を学んでおくことは重要です。
そこで、今回は使えない上司の特徴や効果的な付き合い方について紹介します!
使えない上司の5つの特徴とは
使えない上司には、共通する特徴がいくつかあります。
これらの特徴を理解することで、対策が取りやすくなります。
これらの特徴を一つずつ見ていきましょう。
指示が曖昧でわかりにくい
使えない上司の典型的な特徴の一つに、指示が曖昧で具体性に欠けることがあります。
業務内容を正確に伝えられず、結果として部下にしわよせがまわることになります。
例えば、プロジェクトの締め切りが曖昧で、何を優先すべきかがわからないケースが考えられます。
使えない上司は自分から面倒なタスクを切り離すことを目的にしています。
その為、詳細を詰めずにあなたに丸投げしてきます。さらに言えば、詳細を詰める為に話を聞こうとすると、面倒くさがる上司すらいます。
説明が面倒なら結果も問わなければ良いのですが、逆にこういう上司ほど後出しで結果に文句を言ってきます。
こんな上司の元で、部下は何をどう進めればいいのか迷ってしまいます。
結果的に自分なりに考えて仕上げても、締め切り間際で作り直しを余儀なくされ、本来のパフォーマンスを発揮出来ずに悩み続けることになります。
他責志向
使えない上司は自分のミスやトラブルを認めず、全てを他人のせいにします。
問題を外部化し自己保身を図るのが、使えない上司の特徴です。
例えば、人前で部下をつるし上げる上司がいます。
これは自分に失敗した原因がない事を強調し、周囲から同情を買おうとする上司がいます。
プロジェクトが失敗した全責任を部下に押し付ける準備をしているのでしょう。
反対にこう言った上司は、プロジェクトが成功していたら、その手柄を自分のものにする可能性も有ります。
ただ、いずれの場合でも、上司がこの体験から何かを学ぶ事はありません。
その結果、部下はこの状況が改善する見込みがない事を悟り、絶望してしまいます。
無駄な会議が多い
使えない上司は、無駄な会議を頻繁に行います。
目的が不明確なまま、長時間の会議が続き、結局何も決まらないことがしばしばです。
使えない上司にとっては「会議を開くこと自体」が目的なので、内容はどうでも良いのです。
その為、報告や連絡だけをする会議が毎週決まった時間に開かれることになります。
また、内容のない会議にもかかわらず、毎回部下に議事録を取らせます。
もちろん提出された議事録にケチをつけることも忘れません。
結果として、意味のない会議に時間を取られ、他の重要な業務に支障を来すことになります。
意見を聞かない
部下や現場、周囲の関係者の意見を全く聞かない上司も、使えない上司の典型例です。
フィードバックや提案を無視し、自分の意見だけを押し通すことで、職場の雰囲気が悪化します。
例えば、現場を知っている部下がアイデアを提案したにもかかわらず、現場を知らない上司が理由もなく聞き入れず、自分の考えだけで進めて行こうとすることがあります。
部下は上司の考えを非合理的だと思っていても無下には出来ず、業務の効率が著しく低下することがあります。
行動が遅い、行動しない
行動が遅い、若しくは行動しない上司も使えない上司として挙げられる特徴です。
時代の流れや変化に合わせることを一切せず、旧来から使っている自分なりの方法に固執し、チームの成長を妨げます。
例えば、デジタルツールを使わない上司がいて、結果的に業務が非効率なままである状況が考えられます。
その結果、チームの生産性が低下し、競争力が弱まるリスクが高まります。
使えない上司との上手な付き合い方
使えない上司と上手に付き合っていくためには、上司に合わせた付き合い方をしなければなりません。
ここでは具体的にその方法を紹介します。
これらの方法を実践して、使えない上司との関係を改善していきましょう。
ゴールと制約条件だけは必ず確認する
使えない上司から明確な指示を引き出すことは難しいですが、不可能ではありません。
上司に具体的な質問を根気強く投げかけることで、より明確な指示を引き出すことが可能です。
例えば、プロジェクトの進行中に、「最も重視する成果は何ですか?」や「このタスクの締め切りはいつですか?」といった具体的な質問をすることで、曖昧な指示を避けられます。
これで優先順位がはっきりし、効率的に仕事を進めることができます。
ただ、質問をしてもそもそも上司が深く考えておらず、明確な答えを持っていない場合もあります。
上司が回答に詰まるようであれば、こちらから選択肢を提示して、イメージに近いものを選んでもらうのも手です。
ゴールと制約条件が曖昧なまま進めてしまうと、何か問題が有った時に、あなたの責任を問われかねません。
上司とのコミュニケーションをあきらめて、勝手な想像で進めるのはNGです。
必ず上司からの指示で動いた形を取って下さい
確認を口頭で済ませない
使えない上司とのやり取りや指示は、文書やテキストで残しておきましょう。
手間はかかりますが、問題が生じた際に自分を守ってくれる可能性が有ります。
具体的には、重要な指示や決定事項を記録し、後からでも振り返れるようにしておきます。
何か問題が生じた際に、それが上司からの指示で行ったと明確に証明できれば、あなたが責任を負う必要はありません。
例えば、上司から口頭で曖昧な指示を受けた場合、その内容をメールで確認する形を取りましょう。
「本日の内容を確認したいのですが、この認識で間違いないですか?」とテキストで質問することで、後でトラブルが発生した際に証拠として使用できます。
これにより、後日上司が指示内容をすり変えたり、責任を転嫁してくることを防ぐことが出来ます。
それでも使えない上司に悩む人のために
使えない上司と働くことはストレスが多いですが、自分のキャリアを前進させるための機会とも言えます。
ここでは、キャリアを進めるためのアドバイスをいくつか紹介します。
これらの方法で使えない上司の下でもキャリアを向上させていきましょう。
自分を磨き成長する
使えない上司と働くことで感じるストレスは、自己成長のエネルギーに変えることができます。
この環境を逆手に取り、スキルや知識を積極的に磨くことで、自分の価値を高めるチャンスと考えましょう。
例えば、上司が管理能力に欠けているなら、自分がリーダーシップを発揮してチームをサポートすることで、自然とリーダーシップスキルを磨けるでしょう。
こうした努力は、将来的なキャリアアップにもつながり、使えない上司と働くことも無駄にはなりません。
メンターを見つける
使えない上司との付き合いに苦しんでいるなら、信頼できるメンターを見つけることが大切です。
メンターとは、仕事やキャリアにおいてアドバイスをくれる先輩や上司、あるいは同僚のことです。
例えば、別の部署にいる経験豊富な先輩に、自分の悩みやキャリアについての相談を持ちかけると良いでしょう。
このようなメンターの存在が、使えない上司に対するストレスを和らげる大きな助けとなります。
また、メンターからのフィードバックやアドバイスを通じて、自分自身のキャリアをより明確に描くことができるでしょう。
転職のタイミングを見極める
使えない上司の下でのキャリアに限界を感じたら、転職を考えるのも一つの手です。
特に、上司の影響でキャリアが停滞していると感じる場合、転職のタイミングを見極めることが重要です。
例えば、プロジェクトが何度も上司のせいで失敗し、その度に自分のせいにされるといった状況が続く場合、それは転職を考えるべきサインかもしれません。
転職を決断する前に、自分のスキルや市場価値を評価し、次のステップに進む準備を整えることが大切です。
こうした準備が整えば、転職活動もスムーズに進めることができ、次のキャリアで成功する可能性が高まります。
まとめ
今回は、使えない上司の特徴と付き合い方について紹介しました!
使えない上司との関係は、多くのストレスを生むものです。
しかし、その状況を正しく理解し、適切な対処法を実践することで、現状を打破出来る可能性があります。
また、上司の振る舞いを見て、自分を振り返るきっかけにすれば、自分のキャリアを成長させるチャンスにすることも出来ます。
まずは、上司の特徴や行動パターンを把握し、次に上手な付き合い方を試してみましょう。
そして、自己成長を意識しながら、将来的なキャリアアップを目指してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
現場からは以上です!
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