有給休暇を自由に使えない!取りにくい職場で取る6つのコツを解説

有給休暇を自由に使えない!取りにくい職場で取る6つのコツを解説 有給について

こんにちは!あめじすと(妻)です。
みなさんは有給休暇を使えていますか?
うちの職場では有給休暇はかなり使いにくいです(笑)。

そこで今回は有給休暇にまつわる、
プチストレスについて考えてみたいと思います。

この記事はこんな方におススメです!

  1. 同僚が休まないので有給休暇を取りにくさを感じている方
  2. 休む時に仕事を頼みにくくて有給休暇を取れない方
  3. 有給休暇を申請するたびに先輩の目が気になる方

みなさんは有給休暇を申請しようとする時に、
上司や同僚の怪訝な表情が思い浮かんできて、
ドキドキした経験がありませんか?

忙しすぎて取れないならまだしも、
職場の人間関係から上司に言い出せず、
取れずじまいになるのは本当にウンザリします。

かくいう私も上司に言い出すことが出来ずに、
有給休暇をあきらめた事がありました…。

でも有給休暇を使わないなんて、
やっぱりもったいない!

そこで今回は有給休暇取得で生じるストレスを分析し、
取りにくい職場でも取るコツをまとめてみました!
早速行ってみましょう!

有給休暇が取りにくい職場とは?

まず有給休暇が取りにくい職場の特徴をまとめてみます。

  1. 上司が有給休暇を取らない
  2. 同僚に頼れない
  3. 仕事量が多すぎて終わらない

1と2の原因は人間関係によるもので、
3の原因は仕事の会社側の仕事の振り分けや、
生産性によるものです。

今回のブログでは1と2のケースを取り扱い、
ストレスをためてしまうメカニズムを掘り下げていきます。

有給休暇の申請でイップスが起きる?

私の場合は有給休暇を取ろうと決めてから、
申請をするまでに最低3日くらいはどう伝えるかで悩みます…。

いつの頃からかこれってイップスなんじゃないかと、
思うようになりました(笑)。

みなさんは「イップス」ってご存じですか?
心理的な原因で普段の動作が出来なくなってしまうアレです。

イップスはゴルフで有名ですよね。
プロゴルファーでも簡単な数cmのパターが打てなくなるらしいのです。

私の場合はこれが有給休暇を申請する前に起こります(笑)!
その時に「脳内の上司や同僚」はこんな風に話しかけてきます。

忙しい上司に向かって、よくそんなこと言えるね

上司が休まないのに部下のキミは休めるんだね

休んだしわ寄せこっちによこさないでよ

この忙しい中、休むこと考えてるとか…ありえないわ

仕事は一人で行うものではないので、
周りとどれだけ歩調を合わせられるかが、
仕事のやりやすさに直結します。

有給休暇を取るとなれば、
みんなが働いている時に、自分だけが休むわけですから、
周囲から反感を買っていないかが気になってしまうのです。
そしてこんな不安がよぎるようになります。

  • 私のことを自分勝手なやつと思われてるんじゃないか?
  • 同僚に借りを作ることになるんじゃないか?
  • 不当な評価をされるんじゃないか?

うぅ…なんで有給休暇を申請するだけなのに、
こんなにウジウジ考えなきゃいけないのか。

いっそ取らない方が楽なんじゃないか…、
そんな風に考えていると数日が過ぎ去ってしまうのです。

実際に有給休暇を申し出た時の反応

数日悩んではみるものの、
結局、どうしても休まなければいけないので、
覚悟を決めて申し出ることになります。

有給休暇を申し出た時の相手のパターンはこんな感じです。

そっけない反応で受け答えをされる

受け答えを最低限の文字数でしてくるパターンです。
よくあるのが、こちらを向かずに、
パソコンに向かったままで「あ、はい」です。

課長お疲れ様です。
X月X日に有給休暇を取りたいのですが…

…あ、はい(以下無言)

「あ、はい」の後にもう一言をもらえると、
気が楽になるんですが、だいたいは無言です(笑)。

背中から不満が伝わってくるようで、
胸がキュッとなります。

余計な一言を言われる

無言の圧力とは逆に、
余計な一言を言ってくるパターンもあります。

課長お疲れ様です。
X月X日に有給休暇を取りたいのですが…

昔は有給休暇なんて使えなかったよ。
良い時代だねえ。

個人的にはこっちのほうがまだマシですが、
冗談なのか何なのか分からず、
いつも苦笑いでやりすごします。

毎回だとこれでも結構ストレスになるんですよね。

申請のスタンプラリーをさせられる

有給休暇を取って良いかの判断を、
避けられてしまうケースも有ります。

課長お疲れ様です。
X月X日に有給休暇を取りたいのですが…

私は良いけど係長はOKだったの?

係長に確認しても課長はOKなの?と言われるだけです。

結局たった一日休むだけなのに、
全員に頭を下げて回らなくてはいけません。

なんだか悪いことでもしたみたいですね。

お手本通りの受け答え(ただし目が怖い)

お手本のような受け答えをしてくる人もいます。
でも…

課長お疲れ様です。
X月X日に有給休暇を取りたいのですが…

あなたの有給休暇なんだから、
あなたの都合を優先させて下さい。
(目が怖い)

その寛大な言葉とは裏腹に目が怖い怖い。
かなり無理をして言ってくれているのかもしれません(笑)。

つぎにまた有給休暇の申請に行ったら、
本気で怒られそうな感じがします。

ストレスなく取るためにやるべきこと

このように有給休暇を取る際は、
どうしてもストレスが掛かるものです。

それを少しでも軽減する為には、
どんな対策が打てるのかを考えてみます。

早めに申請する

早めに申請をすることで、
自分がどれだけ休みたいのかが相手に伝わりやすくなります。

休み当日までの日数に余裕があるので、
周囲の理解も得やすいメリットがあります。

個人的には申請に行くのは、
上司が休む前日の午後に行くのがおすすめです。
機嫌が良い事が多いので申請が通りやすいからです。


ただしデメリットもあります。
早く申請をする分、休み当日の天候が掴みにくく、
レジャーの予定では当たりはずれが出てしまうことです。

3か月先までの休暇希望カレンダーを回覧する

有給休暇の取りにくさの一因は、
休める人と休めない人の間の不平等感です。

この不平等感は短期的には解消出来なくても、
3か月程度のスパンで考えれば、
休めない人も休める日を見つけやすくなり、
休みの日数が平準化しやすくなります。

つまり休暇希望カレンダーを回覧するメリットは、
有給休暇の取得日数の偏りを可視化出来る点にあります。


デメリットは回覧を提案すること自体が、
ストレスになりかねない点です。

また休み日数を平準化させるにも上司の協力が不可欠で、
協力が得られないと休めない人への声掛けが起こせず、
不平等感を解消出来ない可能性もあります。

有給休暇を細かい単位で取る

申請のハードルは上がってしまうのは、
一日まるまる休むからかもしれません。

周りの社員が働いている中で長く休むほど、
それを切り出すハードルは高くなります。

これは周りの社員にとっても同様で、
休みが長くなるほど受け入れにくく感じます。

そこで有給休暇を半日でも利用出来る場合には、
積極的に利用してみましょう。

有給休暇を半日で利用するメリットは、
申請に対する心理的なハードルが下がる事です。


デメリットは取得単位が短くなった分、
用事を済ます為に何度も取得しなければならず、
申請回数自体は増える可能性がある点です。

上司との接点が増えるので、
人によってはより強くストレスを感じるかもしれません。

事前連絡をメールで済ませる

有給休暇の事前連絡は、
対面で行うのがマナーと思いがちですが、
これにはデメリットがあります。

それは個人的な連絡にもかかわらず、
相手の手を止め時間を奪ってしまうことです。

細かな事情を抜きにすれば、
上司への報告・連絡・相談のうち、
対面で話す意味があるのは相談だけです。

それは相談が部下と上司による、
双方向性のコミュニケーションだからです。
反対に報告・連絡は部下からの一方的な発信で済みます。

その為、本来的には有給休暇の報告・連絡は、
好きな時に確認出来る、
テキストの方が上司にとっては都合が良いはずです。


ただ上司の考え方によっては報告・連絡も、
対面以外を認めない可能性もあります。

上司によっては対面で申請を続けたり、
メールを送った後に一言声を掛けるなど、
対応を変えなければいけないのが、
この対応の難しいところです。

ストレスなく取るために自分の考えを変える

ストレスを軽減する具体的な方法を見てきましたが、
もう一つやらなければならないことがあります。

それは自分自身の考え方を変えることです。
私の場合には自分自身の考え方を改めることで、
かなりストレスを軽減することが出来ました。

ここでは、そのポイントを詳しくご紹介します。

自分は自分と考える

どんな職場であっても、
有給休暇を取らない人はいるものです。
また有給休暇を取らない人の中には、
取る人のことを非難する人もいるかもしれません。

でも、そのことをどれだけあなたが気にしても、
止めさせることは出来ないでしょう。
つまり他人はどうやってもコントロール出来ないわけで、
そこに費やすエネルギーが無駄だと気付きます。

そのことに気づくと今度は、
自分自身に目が向けられるようになります。
周りが自分の事をどう思うかよりも、
自分の事を自分で決める大切さに気付くことが出来ます。


「人は人。自分は自分」と境界線を引いてみましょう。
そうすると自分は自分の決めたことをやるしかなく、
そのことで生じる評価は相手に任せるしかないと分かります。

相手が考えていることを妄想しない

先述の通り、有給休暇を申し出た時の相手の反応は様々です。
この反応を見た私は全て、
私に対するネガティブな反応として捉えていました。

でも本当にそうだったのでしょうか?
それはその場で本人に「その反応は私への当てつけですか?」と、
聞かない限り分かりません。

分からないはずなのに、
私はわざわざ自分への当てつけと決めつけて、
自分の考えは正しいと思い込んでいたのです。


こういった思い込みを持っているからこそ、
事前の想定とは異なる反応が相手から来た場合に、
自分自身が否定されたような気分になってしまうのです。

相手から怖い目つきでそっけない反応をされたとしても、
その人が考えていることは分かりません。
(もしかしたらただその瞬間が忙しかっただけかもしれません。)

このことに気付いてからは、
相手の反応から何を考えているのかを想像し、
ネガティブに捉えることを止めました。

自分の想像通りのことを相手も考えていると思うのは、
全てが外れているとは言いませんが無駄な思い込みです。
そう考えるようになってから随分ストレスは減りましたね。

まとめ

今回は有給休暇にまつわるプチストレスについて考えてみました。

有給休暇が取りにくい職場

  • 上司が有給休暇を取らない
  • 同僚に頼れない
  • 仕事量が多すぎて終わらない

実際に有給休暇を申し出た時の反応

  • そっけない反応で受け答えをされる
  • 余計な一言を言われる
  • 申請のスタンプラリーをさせられる
  • お手本通りの受け答え(ただし目が怖い)

ストレスなく取るためにやるべきこと

  • 早めに申請する
  • 3か月先までの休暇希望カレンダーを回覧する
  • 有給休暇を細かい単位で取る
  • 事前連絡はメールで済ませる
  • 自分は自分と考える
  • 相手が何を考えているかを妄想しない

有給休暇を気持ちよく取ることが出来れば、
充実感を味わえるだけでなく、
サポートしてくれた周りの人への感謝が生まれます。

これが働きやすい職場づくりに向けた、
好循環につながっていくんじゃないかなと思います。
その最初の一歩を是非あなたから始めてみて下さい。

それでは今後も職場のお悩みについて発信していきますので、
ぜひ次回の投稿もお楽しみに!

最後までお読み頂き、有難う御座いました!

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